かぐや姫再び
地域活性化。
いろんな思いがそれぞれにある。
みな、誰しもが、住む街を嫌うはずもなく、
「大好き」であると私は思う。
しかし、身近すぎて、良さがわからなかったり、
あまりにも、恵まれすぎていて、見失っていることも多々あるような気がする。
私どもの住む「久留米市」には
見守るように「高良山」がそびえ、
命の息吹をあらわすかのように、筑後川が流れている。
筑後川には
歴史とともに語り告がれる「エツ」という貴重な魚が生育し、
高良山には
国の記念物に指定されている「金明竹」が生息し、
その裾野にひろがる筑後平野では
県内でも優秀な農産物の生産量を誇る。
市外、県外の人々からも
自然豊かなこの地は住環境にも恵まれ「素晴らしい都市」だと感じていただいている。
高良山の金明竹を眺めていて、
「もし、かぐや姫が再び地球へ戻ってくるならば、この高良山の金明竹だ。」
そう思った経営者がいた。
2006年のことだった。
夢やロマンだけではなく、
地域の特性・素晴らしさをどのような形にて「表現」するか、
些細なことかもしれないけど、
小さなことが、
感動をよび、共感する仲間が増え、各々が夢・ロマンを語り始める。
大きな輪へ広がっていく。